管理員デジタル白書
2022
『管理員デジタル白書2022 アクティブシニアのスマホアプリ利用実態調査』
【アクティブシニア調査】シニア女性のInstagram利用率20% ! 対して、Facebook, Twitterは8%という結果に
男女、年齢層で異なるスマホアプリ利用実態を調査「kanri.online」のユーザーである明和管理株式会社が管理するマンションの管理員に対して、「kanri.online」上でアンケート調査を行いました。「kanri.online」を利用する50代から80代の男女の管理員が回答し、有効回答数は607名となっています。
年齢別の内訳は、59歳未満(5.4%)、60代(42%)、70代(52.2%)、80歳以上(0.3%)となります。65歳以上の勤労率が50%を超えると言われる現在、マンション管理員として働いている皆様をアクティブシニアの代表と捉え、そのデジタル利用状況を調査しました。
調査概要
●調査目的
60代、70代アクティブシニアのデジタル利用状況を詳細に把握する
●調査対象
明和管理株式会社および明和ライフサポート株式会社が雇用する管理員
●調査方法
管理員に貸与しているiPadのkanri.onlineアプリ上で、アンケートを実施
App StoreおよびGoogle Playの無料アプリ上位50位を中心に利用率を調査●調査期間
2022年7月14日(木)~2022年7月24日(日)
●回収数
調査対象:820人
アンケート回収数:607人
※ 明和管理株式会社は、2023年4月1日付で「明和地所コミュニティ株式会社」に商号を変更しました。調査結果詳細
■デジタル機器の利用率
アクティブシニアで一番使われているデジタル機器はスマートフォンで7割超。PCは5割程度、タブレットは2割弱。
なお、スマートフォンはもっているが利用していない人もいる。PC、タブレットは家族で共用もある。
デジタル機器の利用率
スマートフォン 75.5%
PC 51.7%
タブレット 19.1%
自分の機器の保持率
スマートフォン75.9%
PC45.5%
タブレット15.7%
■使用しているアプリ
アクティブシニアのコミュニケーション系アプリの普及率は7割を超える。利用率が高い順に、電話、メール、LINE、SMS。
他、Google マップ、ウェザーニュースの利用率は5割を超えている。
- 利用率の高いアプリ
- 電話(86%)
- メール(82%)
- LINE(76%)
- Google マップ(72%)
- ウェザーニュース(57%)
- メッセージ/SMS(56%)と続く
- 利用率の高いアプリ
■コミュニケーションアプリ
アクティブシニアにおいて、女性の方がコミュニケーションアプリを利用。
電話・メールは誰でも使うが、LINEは年齢とともに利用率が落ちる傾向にある。
- LINEの利用率は、男女差が特に大きい
- Zoom、FaceTimeなどのテレビ会議の利用率は男女とも差がなく10%以下
- 電話・メールは、60代でも70代でも利用率が高い
- LINEについては、年齢が高くなると利用率が徐々に落ちる
■SNSアプリ
アクティブシニアにおいて、女性には動画や写真を中心としたアプリが人気。
男性には文字中心のSNS人気がある。- SNSについては、男性は文字中心のfacebook、Twitterが人気
- 女性は写真投稿中心のInstagramが人気がある
- 動画アプリは、男性より女性に人気がある
■買い物系/クーポン系アプリ
アクティブシニアにおいて、ECやポイントなどの買い物系アプリは女性に人気。
ポイントがつくアプリは、年金受給が始まると思われる65歳-70歳での感度が高い。- ECアプリは、男性より女性に人気がある
- マクドナルドアプリが、Uber Eatsより人気がある
- 65歳を境に、ポイントアプリへの利用率があがる
■交通系アプリ
アクティブシニアにおいて、交通系アプリは男性の方が人気
乗換案内やGoogleマップなどの交通系アプリは、男性の方に人気がある。一方、タクシーアプリは女性の方に人気がある。
電子マネー系アプリは女性の方が利用率が高い。ただし、Suicaだけは男性の方が利用率が高い。
■政府系アプリ
アクティブシニアにおいて、政府系のアプリは、男性の方が利用している
マイナポイント、ワクチン接種証明書は、男性の方が利用している
引用について
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