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kanri.online導入までの道のりと

試行錯誤から見えたこと#3

April 18, 2022

kanri.online導入までの道のりと試行錯誤から見えたこと#3

引き続き、明和地所コミュニティの織戸取締役に全棟導入の経緯を伺います。

 

台風や災害への備えもkanri.online導入でスムーズになった

織戸 昨今は「記録的とか想定外」というワードが付くほど、台風や大雨の甚大な自然災害が発生しています。

こうした災害時は、状況が落ち着いても交通機関は運転見合わせ等で混乱している場合がありますので、フロントは、マンションを巡回したくてもできない状況となります。それに比べ、管理員は比較的近隣に居住しているケースが多く、徒歩などでマンションに出勤が可能な場合もあるので管理員からの報告は非常に助かります。

 

茨木 実証実験中にも、台風などの災害も起きましたね。

 

織戸 kanri.onlineの実証実験中に発生した事例として、千葉県に大きな被害を与えた2019年9月の台風15号があります。

フロントは交通機関が麻痺していた影響で現地への到着が遅くなってしまいましたが、現地に到着した管理員が、マンションを巡回し被害箇所を写真や動画で撮影して送ってくれたので、フロント並びに本部の社員は現地で確認できなくても、業者の手配ができたり、被害状況によって巡回の優先順位を変更したりと臨機応変に対応することができました。管理員からの口頭での報告では、「大変だ」ということは伝わっても具体的な状況は十分伝わりませんので、この事例は、kanri.onlineを全管理物件に導入することの判断要因の一つになりました。

茨木 災害の対応は、kanri.onlineの大事な使命ですので、この分野でお役に立てていることを大変に誇りに思っております。

 

管理会社を変更ししていただいたマンションにもkanri.onlineを導入し、業務品質の高さをアピールしていく 

茨木 クリオマンション以外の管理の受託への展開はお考えですか?

 

織戸 当社では、管理物件のお客様からいただいた評価を大切にしながら、クリオマンション以外の管理の受託にも取り組んでいます。管理会社を変更する管理組合にはさまざまな事情がありますが、変更理由の一つに、対応の迅速さ、適切さの問題があります。見積依頼をいただいた管理組合には、kanri.onlineの利用事例や改善事例を紹介することで、他社にない取り組みをしている管理会社として、評価していただいています。ご縁があって管理を受託した際には、kanri.onlineを導入して、今までと違う管理を感じていただけるように努力しております。

 

茨木 多くの人にとって、マンションのトラブル対応は素早い方が良いと思いますので、kanri.onlineの導入物件が増えればいいですね。

 

明和地所コミュニティは顧客満足度1位を目指します

茨木 明和地所コミュニティの目指す姿についてお聞かせください。

 

織戸 今期の当社の業務方針は「顧客満足度1位を目指す」です。管理物件の理事長へのアンケートやオリコンなどの調査会社のアンケートを分析し、グットポイントとウィークポイントを整理し、社内で共有しています。顧客満足度評価項目の中に、管理員・フロントともに、「対応の迅速さ、適切さ」があります。まさにkanri.onlineの導入によって我々が目指しているところです。kanri.onlineの導入は、全体の評価を更に押し上げる可能性があると考えています。また、現在のシステムに満足せず、お客様のニーズに結び付く内容を模索し、業務品質の向上と、顧客満足度の向上を目指していきたいと考えております。

 

茨木 kanri.onlineは「オーナー様とその家族に幸せな暮らしを提供する」ということを使命として掲げておりますので、これからも明和地所コミュニティの顧客満足度向上に貢献できるように頑張ります。

 本日は、ありがとうございました。

 

※ 明和管理株式会社は、2023年4月1日付で「明和地所コミュニティ株式会社」に商号を変更しました。

 

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